フィギュアスケート選手へのスポーツ整体

フィギュアスケート選手へのスポーツ整体

フィギュアスケーターの男の子に施術させて頂いたアスイクスポーツ整体の症例です。

 

この方は、歩けないほどの踵(かかと)の痛み“足底腱膜炎”のためご来院いただきました。

フィギュアスケートの動作の中では、スピンやジャンプの踏切りで片脚立ちになったら激痛が走るとのことでした。

スポーツ整体施術前

姿勢の診かたは細かいので分かりにくいかもしれませんが、この選手の特徴的なのは右の骨盤が中心より右にズレていて、そのバランスを保つように左の肩が左にズレて上半身が乱れています。

 

横から診た時には、全体の重心が前側に移動していて肩が巻き肩気味で骨盤も立ってしまっている状態(骨盤後傾)です。

 

姿勢が乱れ、重心がズレている状態で一生懸命練習をしていたので、足底腱膜炎になってしまったのでしょう。

 

さらにはこの姿勢ではフィギュアスケーターで良いパフォーマンスも発揮できません。(逆に言うとこれを改善してあげるだけでも伸びしろがあります!)

片脚起立も一見キレイに立てているように見えますが前重心になっています。

 

ループジャンプの踏切り姿勢も重心が前に残っているのと、骨盤が立っており(骨盤後傾)お尻や股関節が使えてません。

スポーツ整体施術後

骨盤のズレ・上半身のズレが改善され、巻き肩気味だった肩も開き重心が整ってきています。

 

先程の姿勢よりも身体に軸が入っているので、スピンも良く回れそうです。

写真の撮り方が反対になってしまっていたんですが、特にループジャンプの踏切りの姿勢が良くなっています。

 

背中が丸まらずに上体がピンと立っています。その状態からお尻を引くように踏切りの姿勢がとれています。

 

この姿勢でジャンプ出来たらお尻から下半身全体の力を使って飛べるので、無理なく高く飛ぶことが出来ます。さらに、上半身も軸がしっかり入っているのでジャンプの力が逃げずに良い空中姿勢で回転できます。

スポーツ整体前後のループジャンプ踏切り姿勢の違い

出来る限り分かりやすくなるよう、上の写真を反転させました。

一目瞭然ですね。

 

踵の痛み足底腱膜炎は整体だけでは痛みが0にならなかったので、テーピングも併用して痛みが0の状態で帰宅していただきました。

 

フィギュアスケートのパフォーマンスを上げたい!などありましたら是非ご相談ください。

 

パーソナルトレーニングも行っています。

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