走ると膝の外側が痛む腸脛靭帯炎(ランナー膝・ランナーズニー)の症状と治療
走ると膝が痛む疾患の中に、腸脛靭帯炎というものがあります。
近年はマラソンが流行りランニング愛好家(ランナーやジョガー)が増えていると同時にこういったランニング傷害も増えてきています。
また、小中学生などの子供もスポーツの練習時間が増えている傾向にありサッカーや野球、バスケットボールなどにもこういった膝のスポーツ傷害が多いです。
腸脛靭帯炎と痛む場所が似ている疾患に『外側半月板損傷』があります。
『半月板損傷』というとすごく重病な感じもしますが、こういった勤続疲労によるランニング障害やスポーツ傷害にも多く見られます。
腸脛靭帯炎(ランナー膝・ランナーズニー)とは
腸脛靭帯炎(ランナー膝・ランナーズニー)とは、繰り返す膝の屈伸によって膝の外側にある腸脛靭帯と大腿骨の間の摩擦によって炎症が起こり痛みがでるスポーツ傷害です。
中・長距離のランニングやサイクリングなどをする人に多く発症することから、『ランナー膝』や『ランナーズニー』とも呼ばれています。

腸脛靭帯炎(ランナー膝・ランナーズニー)の症状

①膝を伸ばすと腸脛靭帯は大腿骨の出っ張り(大腿骨外顆)の前方に移動します。
②膝を曲げると腸脛靭帯は大腿骨外顆の後方に移動します。
腸脛靭帯が大腿骨外顆の後ろに通過するときに痛みがでます。
腸脛靭帯炎(ランナー膝・ランナーズニー)の原因
発症を助長させる原因としては、外因(外から受ける影響)と内因(自分自身が持っている原因)に分かれます。
まず外因として、急激な練習量の増加・固い地面や傾斜面・アップダウンのある道を走るなど膝のオーバーユースが関係してきます。
内因としては、下肢の筋肉の柔軟性の低下や筋力の欠如なども発症させる因子ですが
O脚や歩き方なども腸脛靭帯を緊張させる原因の一つだと言われています。