踵(かかと)をつくと痛い【踵部脂肪褥(しょうぶしぼうじょく)】

踵(かかと)をつくと痛い【踵部脂肪褥(しょうぶしぼうじょく)】

  • 踵(かかと)の真下が痛い
  • 痛くて足がつけない(体重がかけれない)
  • 踵(かかと)の骨が当たってる感じがして痛い

などの症状は踵部脂肪辱(しょうぶしぼうじょく)かもしれません。

踵部脂肪褥(しょうぶしぼうじょく)とは

踵(かかと)の骨の下の膨らみは“脂肪体”といって、脂肪組織が網目状に密になって荷重を分散したり体重移動をスムーズにする役割があります。

 

踵部脂肪辱(しょうぶしぼうじょく)とはその脂肪体が

  • 加齢による変性
  • スポーツによるオーバーユース
  • 外傷

などによって脂肪体のクッションが一時的にへたってしまい、直接踵(かかと)の骨に衝撃がいって痛んでしまう疾患です。

踵部脂肪褥(しょうぶしぼうじょく)症例

左踵部脂肪褥

40代女性 主婦

特に思い当たる原因はなく痛くなった。

以前は足底腱膜炎になったことがある。

 

歩行時と体重をかけた時の激痛がある。

左の写真(右足)に比べて、右の写真(左足)の脂肪体のクッションが明らかに少ないのが分かると思います。

 

同時に強めに押すと痛みが走ります。

踵部脂肪褥(しょうぶしぼうじょく)の治療

アスイクでは踵部脂肪褥(しょうぶしぼうじょく)の治療は

  • 脂肪体の炎症を取る
  • 脂肪体の変性を回復する

2つの目的でラジオ波+マイクロカレントのモードで治療していきます。

 

また、踵(かかと)に負担をかける姿勢や骨盤の調整を行います。

 

日常生活やスポーツではテーピング下で通常通り痛みなく生活していけるようにいたします。

踵部脂肪褥(しょうぶしぼうじょく)まとめ

踵部脂肪褥(しょうぶしぼうじょく)は変性やオーバーユースにより踵部脂肪体のクッション機能が一時的に損なわれ踵(かかと)に痛みが出る疾患です。

 

変性というと元に戻らないようなイメージですが、痛みの出ないよう治療とケアをしてあげることで踵部脂肪体の厚みも元に戻り痛みもなくなります。

 

テーピングだけでも日常生活やスポーツはずいぶん楽になるので早めのケアをおすすめします。

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コメント: 1
  • #1

    中島はるひ (火曜日, 16 4月 2024 16:05)

    骨密度が減少したので、かかと落としがいいと言われ、やり過ぎたことが原因か、水泳のやり過ぎ、加齢等、原因が分かりません。
    整形外科を受診したところ脂肪じょくえんと言われ時間がかかると言われました。
    痛みはないのですが、かかとから周辺にかけて力が入らずゾワゾワ感が1年ほど続いています。歩くときも力が入らずウォーキングも十分にできません。
    症状が現れてから1年ほどたち、いつになったら症状が和らぐのかを知りたいです。また、治療方法ややってはいけないこと等教えていただけたらありがたいです。よろしくお願いします。
    68歳女性です。